症状・原因・対処法を丁寧に解説

ダイビングで耳が痛い!原因と対処法をわかりやすく解説

はじめに

ダイビング中に「耳が痛い!」と感じた経験はありませんか?水圧の変化によって引き起こされる耳の痛みは、ダイバーにとって悩ましい問題です。この痛みは、突然ズキッとくることもあれば、徐々にジンジンと痛みが増してくることもあります。また、痛みだけでなく、耳の詰まり感や、場合によっては吐き気などの症状を伴うこともあります。この記事では、ダイビング中の耳の痛み、つまり「ダイビング 耳 が 痛い」の原因と、ご自身でできる対処法についてわかりやすく解説します。

ダイビング 耳 痛み

考えられる原因

ダイビング中に耳が痛くなる原因はいくつか考えられます。

  • 水圧の変化: ダイビング中は、水深が深くなるにつれて水圧が高まります。この水圧の変化に耳がうまく適応できないと、鼓膜の内外に圧力差が生じ、痛みを感じることがあります。

  • 耳管の機能不全: 耳の奥にある中耳と外の世界をつなぐ「耳管」は、鼓膜の内外の圧力を調整する役割を担っています。この耳管の機能がうまく働かないと、圧力差が解消されず、痛みの原因となります。風邪をひいていたり、アレルギーなどで鼻の粘膜が腫れている場合、耳管が詰まりやすくなります。

  • 外傷: ダイビング中に、水中で何かにぶつかったり、耳に異物が入ったりすることで、耳に外傷を負うことがあります。

  • 炎症や感染: 寒さや水の刺激、または不衛生な水質などにより、外耳炎などの炎症や感染症を引き起こすことがあります。

  • 慢性的な問題: 以前に耳の病気を患ったことがある場合や、アレルギー体質の方は、ダイビングで耳が痛みやすくなることがあります。

  • その他の要因: 脱水症状や、身体の冷え、あるいは精神的なストレスなども、間接的に耳の痛みを悪化させる可能性があります。

よくある症状

ダイビングで耳が痛い場合、以下のような症状が現れることがあります。

  • 耳の痛み: 鋭い痛みや鈍い痛みなど、痛みの種類は人それぞれです。
  • 耳の詰まり感: 耳の中に圧迫感を感じたり、詰まったような感覚がしたりします。
  • 聞こえづらさ: 耳の聞こえが悪くなったり、音がこもって聞こえたりすることがあります。
  • 耳鳴り: キーンという音や、ザーザーという音が聞こえることがあります。
  • 吐き気やめまい: 水圧の変化に体が対応できず、吐き気やめまいを引き起こすことがあります。
  • その他の症状: 発熱や、耳からの分泌物(耳だれ)など、感染症の兆候が現れることもあります。

自宅でできる対処法と予防策

ダイビング中に耳が痛くなった場合、ご自身でできる対処法があります。

  • 潜水を中止する: まずは潜水を中止し、水面に出ましょう。無理に潜り続けると、症状が悪化する可能性があります。

  • 耳抜きの練習: 水圧の変化に耳が適応できるように、耳抜きの練習をしましょう。鼻をつまみ、口を閉じた状態で、鼻から空気を送り込むように軽く息を吐く方法(バルサルバ法)や、あくびをするなど、様々な方法があります。耳抜きが上手くできない場合は、無理せずインストラクターに相談しましょう。

  • ゆっくりと浮上する: 浮上する際は、急激な水圧の変化を避けるために、ゆっくりと浮上しましょう。特に、耳に痛みがある場合は、より慎重に浮上してください。

  • 水分補給: 脱水症状は、耳の痛みを悪化させる可能性があります。こまめな水分補給を心がけましょう。

  • 休息と安静: 体を温め、十分に休息を取りましょう。

  • 市販の点耳薬: 医師や薬剤師に相談の上、市販の点耳薬を使用することも可能です。

  • 事前の対策: ダイビング前に、風邪やアレルギー症状がある場合は、早めに治療しましょう。また、ダイビング前には、耳鼻咽喉科医に相談し、耳の状態を確認してもらうのも良いでしょう。

  • 環境調整: ダイビング中は、寒さで体が冷えないように防寒対策をしっかり行いましょう。

  • 生活習慣の見直し: 睡眠不足や過度のストレスは、体の抵抗力を低下させ、耳の痛みを悪化させる可能性があります。十分な睡眠と適度な運動を心がけ、ストレスを溜めないようにしましょう。

医療機関を受診するべき場合

以下の症状がある場合は、速やかに医療機関(耳鼻咽喉科)を受診してください。

  • 痛みが悪化する場合: 痛みが数日以上続く、または悪化する場合は、早めに受診しましょう。
  • 激しい痛みがある場合: 強い痛みは、深刻な問題のサインである可能性があります。
  • 出血や異常な分泌物がある場合: 耳から血が出たり、膿のような分泌物が出たりする場合は、感染症や外傷の可能性があります。
  • 高熱がある場合: 発熱を伴う場合は、感染症の可能性が高いです。
  • めまいや吐き気がひどい場合: バランス感覚に異常がある場合は、内耳に問題がある可能性があります。
  • 聞こえが悪くなった場合: 急に聞こえが悪くなった場合は、早急な診断と治療が必要です。
  • 日常生活に支障がある場合: 痛みがひどく、日常生活に支障をきたす場合は、専門医の診察を受けましょう。

まとめ

ダイビング中の「ダイビング 耳 が 痛い」は、水圧の変化、耳管の機能不全、外傷、炎症など、様々な原因で起こります。適切な対処と予防策を行うことで、痛みを軽減し、安全にダイビングを楽しむことができます。軽度の痛みであれば、自宅でのケアで改善することもありますが、症状が改善しない場合や悪化する場合は、必ず専門医に相談しましょう。日頃から健康な生活習慣を心がけ、耳の健康にも気を配ることで、楽しいダイビングライフを送りましょう。

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