症状・原因・対処法を丁寧に解説

バセドウ病で目が痛い!原因と痛みを和らげる方法

はじめに

バセドウ病の症状として、目が痛いと感じることがあります。この痛みは、突然現れることもあれば、徐々に強くなることもあります。場合によっては、発熱などの他の症状を伴うこともあります。このページでは、バセドウ病に伴う目の痛みについて、考えられる原因と、ご自宅でできる痛みを和らげるための対策について解説します。

バセドウ病で目が痛い

考えられる原因

バセドウ病で目が痛いと感じる場合、いくつかの原因が考えられます。

  • 目の周囲の筋肉の炎症: バセドウ病は、眼球を動かす筋肉(外眼筋)に炎症を引き起こすことがあります。この炎症が、目の痛みや異物感、眼球運動時の痛みを引き起こす可能性があります。
  • 眼球突出: バセドウ病では、眼球が前方に突出する(眼球突出)ことがあります。眼球が突出すると、まぶたが閉じにくくなり、乾燥しやすくなるため、目の痛みや不快感につながることがあります。
  • 眼瞼の腫れ: 目の周りの組織にむくみが生じ、まぶたが腫れることがあります。この腫れが、圧迫感や痛みとして感じられることがあります。
  • 角膜の乾燥: 目の表面(角膜)が乾燥すると、痛みや異物感が生じやすくなります。まばたきの回数が減ったり、涙の分泌量が減少したりすることが原因と考えられます。
  • 視神経への影響: まれに、バセドウ病が視神経に影響を与え、視力低下や目の痛みにつながることがあります。

よく見られる症状

バセドウ病で目が痛い場合、以下のような症状が現れることがあります。

  • 目の奥や周囲の痛み: 鈍い痛みやズキズキする痛みを感じることがあります。
  • 眼球運動時の痛み: 目を動かすと痛みが増すことがあります。
  • 異物感: 目の中に何か入っているようなゴロゴロとした感じがすることがあります。
  • まぶしさ: 光に対して過敏になり、まぶしく感じることがあります。
  • 涙目: 涙が自然と出てしまうことがあります。
  • かすみ目: 視界がぼやけて見えることがあります。
  • 眼球突出: 目の奥から眼球が飛び出すように見えることがあります。
  • 複視: 物が二重に見えることがあります。

痛みを和らげるための対策とご自宅でのケア

バセドウ病による目の痛みに対して、ご自宅でできる対策はいくつかあります。

  • 休息と安静: 目を酷使しないように、十分な休息を取りましょう。パソコンやスマートフォンの使用時間を減らし、こまめに休憩を挟むように心がけてください。
  • 冷湿布または温湿布: 目の周りに冷たいタオルや冷却シートを当てたり、蒸しタオルを当てたりすることで、痛みを和らげることができます。冷やす場合は、15〜20分程度を目安に、皮膚に直接当てないように注意してください。
  • 人工涙液: ドライアイ気味になっている場合は、人工涙液を使って目の乾燥を防ぎましょう。市販の点眼薬を使用する前に、薬剤師に相談することをおすすめします。
  • 加湿: 空気が乾燥していると、目の乾燥を悪化させることがあります。加湿器を使用したり、濡れたタオルを部屋に干したりして、湿度を保つようにしましょう。
  • 適切な姿勢: デスクワークなどをする際は、正しい姿勢を保つように心がけましょう。猫背になると、目の筋肉に負担がかかりやすくなります。
  • まぶしさを避ける: 強い光は、目の負担を増やします。日差しが強い場合は、サングラスを着用したり、室内ではカーテンを閉めたりして、まぶしさを避けましょう。
  • バランスの取れた食事: 体全体の健康を維持するために、バランスの取れた食事を心がけましょう。特に、ビタミンA、C、Eなどの抗酸化ビタミンを積極的に摂取すると良いでしょう。
  • 十分な睡眠: 睡眠不足は、体の免疫力を低下させ、症状を悪化させる可能性があります。質の良い睡眠を確保するために、寝る前にリラックスできるような工夫をしましょう。
  • ストレスを軽減する: ストレスは、体の不調を引き起こす原因となります。リラックスできる時間を作り、ストレスを解消するように心がけましょう。
  • 定期的な眼科検診: 目の状態を定期的にチェックするために、眼科医の診察を受けましょう。

医師の診察が必要な場合

以下の症状が現れた場合は、早めに医師の診察を受けてください。

  • 痛みが数日以上続く、または悪化する場合
  • 視力低下
  • 吐き気や嘔吐を伴う場合
  • 熱がある場合
  • 目が赤く腫れ、膿が出ている場合
  • 日常生活に支障をきたすほど痛みが強い場合
  • 物が二重に見える場合
  • その他、気になる症状がある場合

まとめ

バセドウ病による目の痛みは、様々な原因で起こることがあります。ご自宅でできるケアを行いながら、異変を感じたら、専門医に相談しましょう。日頃から健康的な生活習慣を心がけ、症状の悪化を防ぎましょう。

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