症状・原因・対処法を丁寧に解説

出産後、性行為が痛い?原因と対策を徹底解説

出産後の喜びも束の間、性行為の際に「痛い」と感じることは、多くの女性が経験することです。その痛みは、突然現れることもあれば、徐々に強くなることもあります。また、熱などの他の症状を伴う場合もあります。でも、心配しないでください。この記事では、出産後の性行為の痛みの原因と、ご自宅でできる対策について、分かりやすく解説していきます。

出産後 性行為 痛み

考えられる原因

出産後の性行為の痛みの原因は、いくつか考えられます。

  • 出産による体の変化: 出産は、女性の体に大きな変化をもたらします。会陰切開や帝王切開などの傷が完全に治癒していない場合、性行為の際に痛みを感じることがあります。また、ホルモンバランスの変化により、膣の乾燥が起こりやすくなり、摩擦による痛みが生じることもあります。
  • 筋肉の負担: 出産によって、骨盤底筋群など、会陰や膣周りの筋肉が弱くなっている場合があります。性行為の際に、これらの筋肉に過度な負担がかかり、痛みとして現れることがあります。
  • 炎症や感染: 産後の子宮や膣は、感染症にかかりやすくなっています。炎症が起きている場合、性行為によって刺激され、痛みを生じることがあります。
  • 精神的な要因: 出産後の育児疲れや睡眠不足、ホルモンバランスの変化、またはパートナーとの関係性など、精神的なストレスも、性行為の痛みに影響を与えることがあります。
  • その他の要因: その他、会陰の傷跡が硬くなったり、膣炎などの病気が隠れている場合も、痛みの原因となり得ます。

よくある症状

出産後の性行為の痛みには、以下のような症状がみられます。

  • 性行為中の痛み
  • 性行為後の持続的な痛み
  • 性交時の違和感
  • 膣や会陰部の腫れや圧痛
  • 性交時の出血
  • 排尿時の痛み

これらの症状は、痛みの原因や程度によって異なります。

解決策とご自宅でのケア

出産後の性行為の痛みを軽減するために、ご自宅でできる対策をご紹介します。

  • 十分な休息と睡眠: 育児で忙しい毎日ですが、できる限り休息時間を確保しましょう。十分な睡眠は、体の回復を促し、痛みの軽減にもつながります。
  • 無理のない性行為: 痛みが続く場合は、性行為を無理に行わないようにしましょう。無理をすると、痛みが悪化したり、心に負担がかかったりすることもあります。
  • 潤滑剤の使用: 膣の乾燥が痛みの原因となっている場合は、潤滑ゼリーを使用しましょう。薬局などで市販されています。
  • 性交時の体位の工夫: 痛みを軽減できる体位を試してみましょう。例えば、女性が上に乗る体位や、横向きの体位などが、痛みを軽減できる可能性があります。
  • 骨盤底筋体操: 骨盤底筋群を鍛えることで、膣周りの筋肉の機能を改善し、痛みの軽減に繋がる可能性があります。産後向けの骨盤底筋体操を調べて、実践してみましょう。
  • コミュニケーション: パートナーと積極的にコミュニケーションを取りましょう。痛みの原因や、どのようにすれば痛みを軽減できるのかを話し合うことが大切です。
  • 食事と水分補給: バランスの取れた食事を心がけ、十分な水分補給をしましょう。体の組織を健康に保ち、炎症を抑える効果が期待できます。
  • 温熱療法: 温かいシャワーを浴びたり、お風呂に入ったり、または会陰部を温めることで、筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減できる場合があります。
  • 冷湿布の使用: 痛みが強い場合は、冷湿布を使用するのも効果的です。患部の炎症を抑え、痛みを和らげます。

医療機関を受診すべき場合

以下の症状が見られる場合は、医療機関を受診しましょう。

  • 痛みが数日以上続く場合や、悪化する場合
  • 出血が止まらない場合や、異常なおりものがある場合
  • 下腹部の激しい痛みや高熱を伴う場合
  • 性行為以外の日常生活にも支障をきたす場合

これらの症状は、何らかの病気が隠れている可能性を示唆しています。自己判断せずに、産婦人科医に相談しましょう。

まとめ

出産後の性行為の痛みは、多くの女性が経験する悩みです。原因は様々ですが、適切なケアと対策を行うことで、改善できる可能性があります。まずは、ご自身の体の状態をよく観察し、無理のない範囲で、ご紹介した対策を試してみてください。ほとんどの場合、適切なケアと時間の経過とともに、痛みは軽減していきます。しかし、不安なことや気になることがあれば、遠慮なく医師に相談してください。

出産後の性生活は、夫婦にとって大切なものです。互いに理解し合い、無理のない範囲で、楽しい時間を過ごせるように、焦らずゆっくりと進んでいきましょう。

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