症状・原因・対処法を丁寧に解説

銀歯が痛い!神経を抜いたのにまだ痛い?考えられる原因と対処法

はじめに

「銀歯を入れたのに、まだ歯が痛い…」「神経を抜いたはずなのに、なぜこんなに痛いんだろう?」そんな悩みを抱えているあなたへ。歯の痛みは、日常生活に大きな影響を与えますよね。ズキズキとした痛みや、ときには鋭い痛み、あるいは鈍い痛みなど、痛みの種類も様々です。そして、痛みは突然現れることもあれば、徐々に強くなることもあります。場合によっては、発熱を伴うことも。この記事では、銀歯を入れた後の歯の痛み、特に神経を抜いた歯が痛い場合に考えられる原因と、ご自身でできる対処法について、わかりやすく解説していきます。

歯の痛みの原因と対処法

考えられる原因

銀歯が痛い、神経を抜いた歯が痛い場合、様々な原因が考えられます。以下に、いくつかの可能性を挙げてみましょう。

  • 1. 治療後の炎症: 歯の治療(特に神経を抜く処置)後は、歯茎や周囲の組織に炎症が起こりやすくなります。この炎症が痛みの原因となることがあります。
  • 2. 咬み合わせの問題: 銀歯の高さが合わない場合、咬み合わせが不自然になり、周囲の歯や顎に負担がかかり、痛みが生じることがあります。
  • 3. 歯周病: 神経を抜いた歯は、神経がないため、痛みを感じにくく、歯周病に気づきにくいことがあります。歯周病が進行すると、歯茎が炎症を起こし、痛みを感じることがあります。
  • 4. 歯根膜の炎症: 歯と骨の間にある歯根膜という組織に炎症が起きることがあります。咬み合わせの負担や、治療時の刺激などが原因となることがあります。
  • 5. 根管治療の問題: 神経を抜く治療(根管治療)が不十分だった場合、歯の根の中に細菌が残り、再感染を起こすことがあります。
  • 6. 関連痛: 他の部位の痛み(例えば、顎関節症など)が原因で、歯に痛みを感じることがあります。

これらの原因は、単独で発生することもあれば、複合的に関連していることもあります。

主な症状

銀歯が痛い、神経を抜いた歯が痛い場合に現れる主な症状としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 1. 咬む時の痛み: 食事中に銀歯のある歯を咬むと痛みを感じる。
  • 2. 圧痛: 歯や歯茎を指で押すと痛みがある。
  • 3. ズキズキとした痛み: 常に、または間欠的にズキズキとした痛みがある。
  • 4. 鈍痛: 鈍く、持続的な痛みがある。
  • 5. 冷たいものや熱いものに対する過敏: 神経を抜いた歯でも、温度変化に過敏になることがあります。
  • 6. 歯茎の腫れ: 歯茎が腫れて赤くなっている。
  • 7. 顎の痛み: 顎全体に痛みを感じる。
  • 8. 関連症状: 疲労感、微熱、頭痛などを伴う場合もある。

これらの症状は、痛みの原因や程度によって異なり、人それぞれです。

対処法と自宅でのケア

銀歯が痛い、神経を抜いた歯が痛い場合、まずはご自身でできるケアを試してみましょう。

  • 1. 鎮痛剤の服用: 市販の鎮痛剤(アセトアミノフェンやイブプロフェンなど)を服用し、痛みを和らげましょう。ただし、説明書をよく読み、用法・用量を守ってください。
  • 2. 冷湿布: 痛む部分に冷たいタオルや保冷剤を当てて、炎症を抑えましょう。
  • 3. 柔らかい食事: 固いものや噛み応えのあるものは避け、おかゆやスープなど、柔らかいものを食べるようにしましょう。
  • 4. 口腔内の清潔: 丁寧に歯磨きをし、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、食べかすをしっかりと除去しましょう。うがい薬も効果的です。
  • 5. ストレス軽減: ストレスは痛みを悪化させる可能性があります。リラックスできる時間を作り、十分な睡眠をとるように心がけましょう。
  • 6. 姿勢の改善: 悪い姿勢は、顎や首に負担をかけ、痛みを誘発することがあります。正しい姿勢を意識しましょう。
  • 7. 禁煙: タバコは歯周病を悪化させる原因の一つです。禁煙することで、歯の健康を守りましょう。
  • 8. 水分補給: 脱水状態は、口腔内の乾燥を招き、痛みを悪化させることがあります。こまめに水分補給を行いましょう。

これらの対策に加えて、以下のような習慣も心がけましょう。

  • 丁寧な歯磨き: 毎日の歯磨きを丁寧に行い、歯垢や歯石を取り除くことで、虫歯や歯周病を予防しましょう。
  • 定期的な歯科検診: 歯科医で定期的に検診を受け、早期発見・早期治療を心がけましょう。
  • バランスの取れた食事: 栄養バランスの取れた食事を心がけ、歯と歯茎の健康を維持しましょう。
  • 質の良い睡眠: 良質な睡眠は、体の修復を促し、痛みを軽減する効果があります。

歯科医への受診が必要な場合

上記の対策を行っても痛みが改善しない場合や、以下のような症状が見られる場合は、歯科医を受診しましょう。

  • 1. 痛みが数日以上続く、または悪化する場合: 自己ケアで改善しない場合は、専門家の診断が必要です。
  • 2. 出血や異常な分泌物がある場合: 感染症の可能性があります。
  • 3. 痛みが他の部位に広がる、または激しい神経痛の場合: 他の病気が隠れている可能性があります。
  • 4. 日常生活に支障をきたす場合: 食事や会話が困難な場合、早急な対応が必要です。
  • 5. 高熱やその他の異常な症状がある場合: 緊急性が高い可能性があります。

歯科医では、レントゲン撮影や診察を行い、痛みの原因を特定し、適切な治療を行います。場合によっては、根管治療の再治療や、咬み合わせの調整などが必要になることもあります。

まとめ

銀歯が痛い、神経を抜いた歯が痛いという経験は、本当に辛いものですよね。この記事では、考えられる原因と、ご自宅でできる対処法、そして歯科医への受診が必要な場合について解説しました。

ほとんどの場合、適切なケアと早期の対処によって、痛みは改善します。ご自身の状況をよく観察し、適切な対処を行うようにしましょう。そして、日ごろから歯の健康に気を配り、定期的な歯科検診を受けることで、痛みが出にくい健康な歯を維持しましょう。

痛みを我慢せずに、専門家のアドバイスを求めることも大切です。

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