テニス肘、それは肘の外側がズキズキと痛む、あの辛い症状のことですね。テニスをする人だけでなく、日常で腕をよく使う人にも起こりうる一般的な悩みです。この記事では、テニス肘が痛いと感じたときに、原因や症状、そして自宅でできる対策について分かりやすく解説していきます。
テニス肘の痛み方は、人それぞれです。急にズキッと鋭い痛みが走ることもあれば、じわじわと鈍い痛みが続くこともあります。時には、肘だけでなく、腕全体に痛みを感じることも。また、熱が出たり、赤く腫れたりといった他の症状を伴う場合もあります。心配ですよね。でも大丈夫、原因と対策を知っていれば、痛みを和らげ、快適な生活を取り戻すことができます。
テニス肘が痛い!考えられる原因
テニス肘が痛くなる原因は様々です。主なものをいくつか見ていきましょう。
- 怪我や外傷: 転倒したり、物にぶつかったりして、肘に衝撃を受けた場合に起こることがあります。
- 筋肉の使いすぎ(オーバーユース): テニスやゴルフなど、特定のスポーツや、パソコン作業、重い荷物を持つなど、腕を酷使する動作を繰り返すことで、肘の筋肉や腱に負担がかかり、痛みが生じることがあります。
- 炎症や感染(※診断ではありません): 肘の組織に炎症が起こったり、感染が原因で痛みが生じる可能性もあります。
- 神経痛: 神経が圧迫されたり、刺激されたりすることによって、肘に痛みが生じることがあります。
- 慢性的な病気: 関節炎などの慢性的な病気が原因で、肘に痛みを感じることもあります。また、逆流性食道炎なども間接的に関連している場合があります。
- 環境要因: 乾燥した空気や、悪い姿勢、ストレスなどが、筋肉の緊張を引き起こし、痛みを悪化させる可能性があります。
- ライフスタイル: 脱水症状や睡眠不足なども、体の回復を妨げ、痛みを悪化させる要因となります。
テニス肘が痛い!よくある症状
テニス肘の症状は、痛みの程度や状態によって異なります。主な症状を以下にまとめました。
- 腕や肘を動かすと痛みを感じる: 特に、物を持ち上げたり、腕をひねったりする動作で痛みが増すことがあります。
- 特定の動作で痛みを感じる: 飲み物を飲んだり、ドアノブを回したり、手首を返したりする動作で痛みを感じることがあります。
- 腫れや圧痛: 肘の外側や周辺に腫れや触ると痛む場所があることがあります。
- 可動域の制限: 肘の曲げ伸ばしがスムーズにできなくなったり、腕を動かせる範囲が狭くなったりすることがあります。
- 関連症状: 疲労感や微熱、赤みなどを伴うこともあります。
- 痛みの種類: 突然の鋭い痛み、あるいは徐々に現れる鈍い痛みなど、痛みの種類も様々です。
テニス肘が痛い!自宅でできることと対策
テニス肘が痛いと感じたら、まずは焦らず、自宅でできる対策を試してみましょう。
- 安静: 痛む腕や肘をなるべく使わないように、安静にしましょう。
- 冷却: 痛みが強い場合は、患部を冷やすことで痛みを和らげることができます。氷や保冷剤をタオルで包んで、1回15〜20分程度、数回に分けて冷やしましょう。
- 保温: 慢性的な痛みや違和感がある場合は、温めることも有効です。入浴や蒸しタオルなどで温めましょう。
- サポーターやテーピング: 肘を保護するために、サポーターやテーピングを使用するのも良いでしょう。
- ストレッチとエクササイズ: 痛みが落ち着いてきたら、無理のない範囲で、肘や腕のストレッチやエクササイズを行いましょう。筋肉の柔軟性を高め、血行を促進することで、痛みの改善につながります。
- 手首の屈伸運動: 手のひらを下に向けて、手首をゆっくりと上下に動かします。
- 前腕の回旋運動: 肘を90度に曲げ、手のひらを上に向けて、ゆっくりと回旋させます。
- 姿勢の改善: パソコン作業など、長時間同じ姿勢でいる場合は、こまめに休憩し、姿勢を正すように心がけましょう。
- 水分補給: 脱水症状は、筋肉の痙攣を引き起こしやすいため、こまめな水分補給を心がけましょう。
- バランスの取れた食事: 体の修復を助けるために、栄養バランスの取れた食事を摂りましょう。特に、タンパク質やビタミン、ミネラルを意識して摂取しましょう。
- 休息: 十分な睡眠をとることで、体の回復を促し、痛みを軽減することができます。
- 市販の鎮痛剤: 痛みが強い場合は、市販の鎮痛剤(アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬など)を使用することもできます。ただし、用法・用量を守り、長期間の使用は避けましょう。
食事に関する注意点:
特定の食品がテニス肘の痛みを直接的に軽減するわけではありませんが、炎症を抑える効果が期待できる食品を積極的に摂ることは、痛みの緩和に役立つ可能性があります。
- 抗炎症作用のある食品: オメガ3脂肪酸を多く含む魚(サーモン、サバなど)、緑黄色野菜、ベリー類など。
- 加工食品の制限: 炎症を悪化させる可能性があるため、加工食品や砂糖の摂りすぎには注意しましょう。
環境要因への対策:
- 乾燥対策: 加湿器を使用するなどして、空気が乾燥しないように注意しましょう。
- ストレス軽減: ストレスを溜めないように、リラックスできる時間を作りましょう。趣味に時間を費やしたり、軽い運動をしたりするのも良いでしょう。
サポートツールの活用:
- アイシングパック: 痛みや腫れが強い場合は、アイシングパックを使用しましょう。
- 姿勢矯正グッズ: 長時間座って作業する場合は、姿勢矯正クッションやサポートグッズを活用しましょう。
病院を受診するべき場合
自宅でのケアを試しても痛みが改善しない、または以下のような症状がある場合は、医療機関を受診しましょう。
- 痛みが数日以上続く、または悪化する:
- 血や異常な分泌物がある:
- 他の部位への痛みやひどい神経痛がある:
- 日常生活に支障をきたす:
- 高熱やその他の重篤な症状がある:
これらの症状は、より深刻な状態を示唆している可能性があります。専門医の診断と適切な治療を受けることが重要です。
まとめ
テニス肘が痛いと感じたら、原因を理解し、適切なケアを行うことが大切です。ほとんどの場合、自宅でのケアと生活習慣の見直しによって、痛みを和らげることができます。しかし、痛みが長引いたり、悪化したりする場合は、自己判断せずに医療機関を受診しましょう。
日頃から、正しい姿勢を意識したり、適度な運動を取り入れたり、バランスの取れた食事を心がけるなど、健康的な生活習慣を送ることで、テニス肘の予防にもつながります。 あなたの肘の痛みが少しでも和らぎ、快適な毎日を送れることを願っています。